結論

フィールドセールス代行は、商談・提案・クロージングといった「売る」工程を任せられるサービスです。料金は人月単位の固定報酬や、固定+成果報酬の混合型が中心です。選ぶときは、商材理解のための研修体制、担当者の経験、受注後の引き継ぎ方法、顧客との接点を自社に残せるかを確認しましょう。

「アポは取れるが、商談を担当する営業担当者が足りない」「新しい地域や業界に営業を広げたいが、人を採用する余裕がない」。こうした課題に対応するのがフィールドセールス代行です。

この記事では、フィールドセールス代行で任せられる業務、料金体系、他の営業代行との違い、選び方と注意点を解説します。フィールドセールスに対応する会社は「営業代行会社比較ベスト100選」で絞り込んで比較できます。

フィールドセールス代行で任せられる業務

  • 訪問・オンラインでの商談、ヒアリング
  • 提案書の作成、プレゼンテーション
  • 見積もり提示、条件交渉、クロージング
  • 受注後の社内・顧客への引き継ぎ
  • 商談結果のレポートと、失注理由の分析

会社によっては、アポ獲得から商談・受注までを一貫して任せられる場合もあります。

テレアポ代行・インサイドセールス代行との違い

サービス主な役割主な手段成果の指標
テレアポ代行アポイントの獲得電話アポ数、アポ率
インサイドセールス代行見込み顧客の育成・商談化電話、メール、オンライン商談化数、商談化率
フィールドセールス代行商談・提案・受注訪問、オンライン商談受注数、受注率、受注金額

各タイプの違いは「営業代行会社のタイプ別比較」でも詳しく解説しています。

フィールドセールス代行の料金体系

料金体系内容注意点
固定報酬(人月)担当者1名あたりの月額で稼働する成果にかかわらず費用が一定。稼働内容の報告を確認する
固定+成果報酬月額の基本料金に、受注に応じた報酬を上乗せ成果報酬の対象(受注金額・件数)と算定方法を明確にする
完全成果報酬受注に応じてのみ費用が発生対応できる商材が限られやすい。報酬率が高めになることがある

フィールドセールスは商談や提案に時間がかかるため、テレアポ代行に比べて1名あたりの費用は高くなる傾向があります。相場の考え方は「営業代行の費用相場」をご覧ください。

フィールドセールス代行が向いているケース

  • 営業部門がなく、商談から受注までを任せたい
  • 新規事業・新商材で、まず受注実績を作りたい
  • 新しい地域や業界に営業を広げたい
  • 繁忙期や大型案件の対応で、一時的に商談担当者を増やしたい

選び方|5つの確認ポイント

1. 担当者の経験と、担当予定者との面談

フィールドセールスは担当者個人の力量が成果を左右します。担当予定者の経験業界や商材を確認し、契約前に面談できるかを確認しましょう。

2. 商材理解のための研修体制

立ち上げ時に、商材・競合・顧客の課題をどのように学ぶのか、ロールプレイや同行はあるのかを確認します。

3. 自社の名前で活動するかどうか

多くの場合、担当者は自社の営業担当者として活動します。名刺やメールアドレスの扱い、顧客への説明方法を事前に決めておきます。

4. 受注後の引き継ぎと顧客情報の扱い

受注した顧客との関係が営業代行会社に依存しないよう、商談記録を自社のCRMに残すこと、受注後の担当の切り替え方法を決めておきます。

5. 成果の定義と報告

受注の定義(契約締結か、入金か)、失注時の報告内容、定例の頻度を確認します。指標の決め方は「営業代行の成果を比較するKPI設計」で解説しています。

フィールドセールス代行の注意点

  • 立ち上げに時間がかかる:商材理解と信頼関係の構築に時間が必要なため、短期間で判断しすぎないようにします。
  • 顧客対応の品質がブランドに直結する:自社の顔として顧客と会うため、言葉遣いや提案方針のルールを共有します。
  • 契約条件の確認:最低契約期間、成果報酬の算定方法、競合商材の取り扱いの有無を確認します。

契約時の確認事項は「営業代行の契約書で確認すべきポイント」にまとめています。

フィールドセールス代行に関するよくある質問

フィールドセールス代行の担当者は、自社の社員として商談しますか?

多くの場合、自社の営業担当者として商談を行いますが、名刺や肩書きの扱いは会社によって異なります。顧客への説明方法や、使用するメールアドレス・名刺のルールを契約前に確認しましょう。

オンライン商談だけでも依頼できますか?

対応している会社は多くあります。オンライン商談に限定すると移動の時間や費用がかからないため、対応できる商談数が増えやすくなります。訪問が必要な商材かどうかを踏まえて相談しましょう。

フィールドセールス代行の成果はどれくらいで出ますか?

商材の検討期間によって異なります。商談から受注まで数か月かかる商材では、受注件数だけで早期に判断せず、商談数や提案数、次の工程に進んだ割合などの中間指標もあわせて評価するのが一般的です。

まとめ:担当者の質と引き継ぎ方法を重点的に確認しよう

フィールドセールス代行は、商談から受注までの「売る」工程を任せられるサービスです。料金は人月単位の固定報酬や固定+成果報酬が中心で、担当者の経験、研修体制、顧客情報の扱い、成果の定義が選定のポイントになります。フィールドセールスに対応する会社は「営業代行会社比較ベスト100選」で比較できます。

どの会社に依頼すべきか迷う場合は、一般社団法人インサイドセールスコンソーシアムが中立的な立場で選定をお手伝いします。営業代行会社の選定を無料で相談する

出典:一般社団法人インサイドセールスコンソーシアム「営業代行会社ベスト100選」(2026年10月時点の各社公開情報)